ニュース 電子 作成日:2011年1月20日_記事番号:T00027861
携帯電話などに搭載されるデジタルカメラ用レンズ大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が19日の業績説明会で正式発表した2010年の連結売上高は前年比51%増の123億5,100万台湾元(約350億円)、純利益は同63%増の40億4,600万元でともに過去最高となり、1株当たりの利益(EPS)も30.16元で市場予測を上回る好業績だった。20日付工商時報などが報じた。
同社の昨年第4四半期の連結売上高は前期比11.4%増の38億7,900万元、粗利益率は45.8%、営業利益は前期比10.5%増の14億6,700万元だった。ただ台湾元相場の上昇で、為替差損が3億1,000万元に上り、純利益は前期比10%減の11億1,300万元となった。
昨年の製品別売上構成比は、携帯電話デジカメレンズが93%以上で大部分を占めた。昨年第4四半期出荷は500万〜800万画素レンズユニットが60%、200万〜300万画素が20%余りだった。
陳世卿ラーガン董事長は、800万画素製品の出荷開始に加え、1,200万画素製品もサンプル出荷しており、今年も成長が続くと楽観している。また同社は今年、受注増に応じ、15億元の設備投資を計画。6億元を1,500坪の工場棟建設に、9億元を設備に充て、来年下半期に稼働予定だ。
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