ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年1月21日_記事番号:T00027884
中国鋼鉄(CSC)の2010年の税引前利益は440億9,400万台湾元(約1,260億円)で、前年比118.72%の大幅成長となった。一方、同年第4四半期は、10〜11月の鉄鋼製品価格を平均5.9%引き下げたことが影響し、売上高が前期比4.98%減の617億2,000万元、税引前利益は同70.92%減の61億4,300万元で、減収減益となった。21日付工商時報が伝えた。
CSCは今年第1四半期では、1〜2月の台湾市場向け価格を3.2%引き下げた後、3月分は原料価格の上昇に応じて平均2.9%引き上げた。証券会社は今期の業績について、低価格原料の使用を継続していることに加えて、出荷が好調なことから、税引前利益は昨年第4四半期の水準に迫る可能性があるみている。
鍾楽民執行副総経理は今後の業績見通しについて、原料価格が上昇が続く中、今年4〜5月の台湾向けおよび輸出向け価格はさらに上昇するとした上で、「今年は四半期ごとに好転する」との見方を示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722