太陽電池用多結晶シリコン（ポリシリコン）ウエハーの緑能科技（グリーン・エナジー・テクノロジー）と太陽電池メーカー、新日光能源（ネオソーラーパワー）の１月売上高はともに単月過去最高を更新し、太陽エネルギー産業の好調が改めて裏付けられた。９日付電子時報が伝えた。
緑能科技の１月売上高は、前月比0.78％増、前年同月比95.14％増の20億6,700万台湾元（約59億円）で、11カ月連続で過去最高を更新。新日光は前月比5.72％増、前年同月比150.06％増の24億4,000万元で、10カ月連続での最高更新となった。
緑能は今月、春節（旧正月）休暇で稼働日数が減少することから、他社への生産委託を通じて受注を消化する計画だ。同社は今年通年の売上見通しについて、通年の受注量が生産能力を３割以上上回り、シリコンウエハー価格が安定的に推移すれば、前年比６割成長が見込めるとしている。
