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作成日：2007年9月27日_記事番号：T00002840
茂迪、薄膜技術に参入
太陽電池最大手の茂迪科技（モーテック・インダストリーズ）は26日、約18億4,000万台湾元（約64億4,000万円）で、独ワッカーケミーと2010年から９年間の原料供給契約を結んだことを発表した。同社はこれによって薄膜太陽電池分野に参入し、台湾初のシリコンウエハーから薄膜までを手掛ける太陽電池産業の上場企業となる。
現在、同社の薄膜シリコンの生産能力は10メガワット（ＭW）分だが、ポリシリコン供給源確保により、来年末には現在の100メガワットに達する見通し。将来的には中国・江蘇省昆山をシリコン生産の拠点とし、年間生産能力１ギガワット（ＧW）を目指している。27日付経済日報が伝えた。
