機械部品大手、上銀科技（ハイウィン・テクノロジーズ）が日本のＩＨＩと共同開発した高層ビル免震システムが、市場の注目を集めている。14日付経済日報が伝えた。
上銀科技の卓永財董事長によると、このシステムはＩＨＩと４年間かけて共同開発したもので、線式モーターを採用しているため、ボールねじを使用した従来の免震システムよりも短い時間差で作動するのが特徴だ。モーターモジュールは、上銀科技傘下の大銀微系統（ハイウィン・マイクロシステム）が生産している。
同システムは、既に東京新宿、ニューヨーク、上海の高層ビルに採用されている。ＩＨＩは上銀科技からさらに12基の追加調達を決めた。
一方、大銀微系統はこのほど、2013年の株式公開を目指し、元大証券と契約を結んだ。
