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作成日：2007年9月29日_記事番号：T00002883
長栄航空、パリ直行便を廃止
長栄航空（エバー航空）は28日、運航コストがかかりすぎることを理由に、14年間続けてきた台北～パリの直行旅客便を11月23日から廃止し、貨物便に変更すると発表した。ロシア領空を通過する航路の費用が高すぎること、燃料価格の高騰、直行便のため以遠権による売り上げ増が望めないことなどを廃止の直接的な理由として挙げている。
業界関係者によると長栄航空と中華航空（チャイナエアライン）の欧州路線は経営が苦しく、多くの便が赤字状態だ。ただ、直行便でも中華航空のフランクフルト便はビジネス利用が多く、業績は順調だという。29日付経済日報が報じた。
