宏碁（エイサー）は17日、中国最大の３Ｃ（コンピューター、通信、家電）サイト、京東網上商城（360buy）に対しアフターサービスに関するライセンスを付与すると発表した。今後、同サイトで購入されたエイサー商品で保証期間内に問題が生じた場合、京東網上商城は新サービス「心服務体系」を通じて無償で引き取り・点検サービスを提供する。エイサーがアフターサービス関連のライセンスを中国のネット販売業者に供与するのは初めて。18日付経済日報が伝えた。
エイサーは昨年８月、京東商城と１億人民元（約12億5,000万円）以上の製品供給契約を交わし、同サイトを通じたネット販売を開始した。なお、京東商城全体の昨年の販売額は、前年比100％増の100億人民元に達している。
エイサーはこのほか、２月にも南京市調達団の一員として来台した３Ｃ販売大手の蘇寧電器と、２年で５億米ドルの製品を供給する契約を締結しており、中国において実体店舗とネットの双方で販売を強化していく方針だ。
