ニュース 石油・化学 作成日:2011年4月7日_記事番号:T00029208
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の第1四半期の税引き前利益は、市場予測を大きく上回る727億4,100万元(約2,130億円)で、前年同期比成長率も68.7%と過去2番目となった。同期売上高は同14.2%増の4,190億2,700万元だった。東日本大震災やリビア情勢緊張などの影響で原油価格が高騰する中、台プラは一貫メーカーとしての強みを発揮した形だ。7日付工商時報が伝えた。
4社のうち台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)と台塑石化は税引き前利益が200億元を超え、売上高もそれぞれ過去最高、2番目を記録した。第1四半期の業績好調について、台化の洪福源総経理は、綿花国際価格の上昇が化学繊維原料となる高純度テレフタル酸(PTA)の値上がりにつながったことで恩恵を受けたと説明した。
4社の第1四半期売上高は、▽台塑石化、2,266億5,100万元(前年同期比14.3%増)▽台化、816億5,500万元(同15%増)▽南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)585億8,900万元(同14.1%増)▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、521億3,200万元(同12.8%増)──。
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