スマートフォン大手ブランド、宏達国際電子（ＨＴＣ）は12日、大型4.3インチqHD液晶ディスプレイを世界で初めて搭載したスマートフォン新機種「Sensation」を発表した。５月の英ボーダフォンからの発売を皮切りに、欧州、アジア、北米で順次市場に投入される。台湾市場でも第２四半期中に発売となる予定だ。
「Sensation」は映像指向のユーザーの人気を集めそうだ（同社提供）
同機種は、同社独自のユーザーインターフェース（ＵＩ）「HTC Sense」にも対応しているほか、携帯電話では初の搭載となる動画ダウンロードサービス用アプリケーション「HTC Watch」を利用でき、家庭用テレビと同比率の画面で動画を鑑賞できる。また、800万画素のデジタルカメラや、１秒30フレームで解像度1,080pのＨＤ画像を録画できる機能も新たに搭載した。
ＨＴＣは今年10種以上のスマートフォン新機種を発表しており、第２四半期も引き続き新機種発表が予定されるほか、タブレット型パソコン「HTC Flyer」も近く発売される。証券会社は、第２四半期の同社の出荷台数は過去最高の1,200万台に上るとみている。
