鴻海科技集団（フォックスコン）が2009年に設立し、半年間の試験営業を経て昨年９月に正式オープンした中国のインターネットショッピングサイト「飛虎楽購」は、登録会員数が既に約200万人まで増加している。月間売上高も昨年末時点で2,000万人民元（約２億5,000万円）に達しており、杜家浜・同社董事長は、「2013年に中国最良の電子商取引企業になる」と宣言した。20日付工商時報が報じた。
飛虎楽購は中国広東省深圳市に続き、今年は四川省成都市にも100人以上の規模のカスタマーサービスセンターを設置する計画だ。また北京や上海などで30カ所に設置している体験センターや受け取り拠点を、今年は50カ所に増やす予定だ。このほか▽北京市▽山東省煙台市▽上海市▽深圳市──に設置している保管・配送センターも将来的には10カ所以上に、仕分けセンターも100カ所に増やし、配送スピード向上を目指す。
