月刊誌「遠見雑誌」と求人情報サイト大手の104人力銀行は21日、台湾企業の採用人気大学ランキングを発表し、成功大学がトップに選ばれた。以下、上位は淡江大学、台湾大学、台湾科技大学、逢甲大学の順だった。22日付聯合報が伝えた。
また、両岸三地（台湾、中国、香港）の大学と同時に比較した場合でも、台湾大学、成功大学、清華大学、交通大学、台湾科技大学という台湾勢が北京大学、清華大学（中国）などを抑え、上位にランクインした。
104人力銀行の調査担当者は「台湾企業が最も接触しているのは、台湾で学歴がある人材が中心だ。台湾の大学の卒業生は特定産業に対する知識を備えているなどの強みがある」と指摘した。
統計によれば、台湾企業が中国で求人を行う場合、台湾の大学卒業生を優先的に雇用するの回答が77％を占めた。これに対し、中国の大学卒業生を優先的に雇用するとの回答は18％にとどまった。
全体として、台湾企業が台湾の大学卒業生は学習力や創意性に優れており、中国の大学卒業生は、積極性や仕事に対する熱意に優れているととらえているという。
