ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年4月22日_記事番号:T00029538
中国鋼鉄(CSC)は21日、中国の江淮汽車(JAC)と、毎月2,000〜3,000トンの冷延製品を今年7月から提供することを含む戦略提携契約を締結した。CSCにとっては年間2万トン以上の受注増となり、5億〜8億台湾元(約14億〜22億円)の増収が見込まれる。22日付工商時報が伝えた。
契約書を交わす鄒若斉CSC董事長(右2)と左延安JAC董事長(左2)。JACにとって初の台湾調達となる(21日=中央社)
JACは、既に冷延製品のテスト使用を完了しており、今後さらに調達量を増やす可能性も高い。また、JACは熱延製品の需要も大きく、CSCは今後、生産能力拡充が完了すれば、供給できると見込んでいる。
CSCは、先ごろ中国の奇瑞汽車(チェリー)とも年間8万トン、約20億元の自動車用冷延鋼板を供給する契約を締結した。中国自動車メーカー2社との契約締結は、CSCにとって、完成したばかりの第3冷延工場の海外向け出荷拡大に貢献すると期待される。
なお、第3冷延ラインは既に試験生産を終えており、第3四半期に生産を開始、第4四半期から本格稼働する予定だ。
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