「もう耐えられない！」今月５日午前０時ごろ、高雄市内の派出所に下着姿の30代男性が駆け込んできた。数分後、今度はセクシーな下着姿の女性が後を追って派出所に。あられもない姿で飛び込んできたの男女を見て、当直の警察官はびっくり。慌てて２人に上着を貸し、別々に事情聴収したところ、妻がベッドから逃げる夫を追いかけてきたことが分かった。
どうやら、この妻は浮気を描いた人気テレビドラマ『犀利人妻（The Fierce Wife）』に影響され、自分の夫も浮気をしているのではと疑心暗鬼になったらしい。そこで友人のアドバイスを聞き、セクシーな下着を身に付けて毎日夫と愛し合う作戦に。夫を疲労困憊させれば、外で遊んだりできないだろうと考えたのだった。
夫によると、この日はもう既にお務めを１回果たしたにもかかわらず、妻が「もう１回」としつこくおねだり。妻はなんとかもう１回夫を奮い立たせようと、執拗（しつよう）に奮闘すること１時間余り。とうとう、耐えられなくなった夫はパンツ一丁のまま逃げ出し、警察に助けを求めたというわけだ。警察も夫婦間のベッドでの問題まで持ち込まれてはたまらない。とりあえず仲直りを勧め、穏便に引き取ってもらったという。
専門家によれば、妻が浮気防止のため夫を絞り尽くそうとするのは愚策。夫は耐えられなくなって、かえって浮気に走る可能性もあるとか。一般に男性の精囊は８時間で補充されるというから、実際に男性を「絞り尽くす」ことは不可能だ。
その上、法律では夫婦間であっても性交を強制した場合は「妨害性自主罪」に問われるという。この妻は果たして知っていたのだろうか。
