トヨタ自動車の販売総代理店で、台湾最大手の和泰汽車、張重彦総経理は２日、来年の総統選挙後は中台関係が改善に向かい、消費意欲も回復するとみられ、自動車市場の総販売台数は今年の33万台から36万台まで回復するだろうとの観測を語った。来年の総統選挙で国民党の馬英九氏と民進党の謝長廷氏のどちらが勝っても、経済政策に関しては中台関係の協調が進むことは変わらないと考えられ、自動車市場も景気が後退する要素は見当たらない、というのがその理由。
一方日産および三菱自動車の販売代理会社を傘下に持つ裕隆集団では、自動車市場の景気回復は早くても2009年まで待たなければならないとの悲観的な見方だ。10月３日付工商時報が報じた。
