台湾全土で８万を超える店舗を掲載するレストランレビューサイト「iPeen.com（愛評網）」を運営する紅谷資訊は28日、アメーバブログなどインターネットサービスや広告代理事業などを展開するサイバーエージェント（本社・東京都渋谷区、藤田晋社長）傘下のベンチャーキャピタル、塞博艾堅特（北京）投資咨詢（サイバーエージェント・ベンチャーズ・チャイナ、ＣＡ）から100万米ドルの出資を受けたことを明らかにした。愛評網は今後３〜５年以内の株式上場を目指す。29日付経済日報が伝えた。
サイバーエージェントによると、今回の出資は連結子会社であるＣＡが日本アジア投資（本社・東京都千代田区、松本守祥社長）と共同で運営する「CA−JAICチャイナ・インターネットファンドⅡ」を通じて行われた。
紅谷資訊は、ＣＡの出資を受け入れた理由として、ＣＡの過去の出資対象が主に（紅谷資訊同様）ネット事業を展開する企業だった点を挙げた。
ＣＡはアジアのインターネットベンチャーに対する投資を積極化しており、日本のＳＮＳサイト「ｍｉｘｉ」や映像サービスを提供する中国の「土豆網」などを含む70社以上の企業に出資している。
