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作成日：2007年10月3日_記事番号：T00002972
聯発科技、日本に子会社設立
半導体チップ受託生産の聯発科技は１日、日本子会社を設立し、横浜市に販売拠点、東京秋葉原に研究開発（Ｒ＆Ｄ）拠点を設けたと発表した。デジタルカメラ、ブルーレイ方式のＤＶＤプレーヤー、高画質デジタルテレビ、全地球測位システム（ＧＰＳ）の４分野で信号処理チップや画像処理チップの売り込みを図る。３日付工商時報が伝えた。
同社は既にソニーのＤＶＤプレーヤー向けのチップを受注したほか、デジタルカメラ向けチップを製造するグループ会社、ニューコアテクノロジーの顧客である松下電器やペンタックスからの受注を見込む。
同社の蔡明介董事長は、今年下半期に中国向けの携帯電話音声処理チップ（ベースバンドチップ）の出荷が増えると見込まれる上、デジタルテレビ向けチップのサムスン電子、フィリップスへの出荷が始まり、通年の売上高は実に20億米ドルを超えると予測した。証券会社は売上高が25億米ドルに達するとの見方も示している。
