華碩電脳（ＡＳＵＳ）は、タブレット型パソコンの新機種として、スライド式キーボードを搭載した「Eee Pad Slider EP102」と７インチ機種の「Eee Pad MeMO EP71」を３カ月以内に発売する予定だ。４日付電子時報が伝えた。
同社は今年１月にビジネス用として、12インチの高級機種「Eee Slate EP121」を発売したのを皮切りに、キーボードと合体・分離できる「Eee Pad Transformer」を４月中旬に発売したばかり。
新たに投入する２機種は、いずれも基本ソフト（ＯＳ）にアンドロイド3.0を採用。「Eee Pad Slider」はプロセッサーにエヌビディアの「Tegra2」を 搭載。「Eee Pad MeMO」は３Ｇ（第３
世代）の通話機能を備えているのが特徴だ。
一方で、ＡＳＵＳはインテルのマイクロプロセッサーにウインドウズのＯＳを採用した通称「ウィンテル」と呼ばれる機種については、既に発売した「Eee Slate」だけで、後続機種への採用には慎重な姿勢を崩しておらず、来年以降、市場動向を見極めた上で対応を決めることにしている。
