ニュース 電子 作成日:2011年5月4日_記事番号:T00029778
友達光電(AUO)、奇美電子(チーメイ・イノルックス)、中華映管(CPT)、瀚宇彩晶(ハンスター)の液晶パネル4社は第1四半期、全社が赤字を計上した。4社の合計損失額は314億台湾元(約889億円)に上った。液晶パネル価格の低迷で、厳しい業績が続いている。4日付聯合報が伝えた。
4社の純損失額は多い順に、▽AUO、138億9,900万元▽奇美電、138億300万元▽中華映管、23億2,600万元▽ハンスター、14億4,100万元──。
奇美電、中華映管、ハンスターの3社は、大型パネルの出荷比率を減らし、中小型パネルの出荷を増やしたことで損失額が減少。特に奇美電は前期の241億元から4割以上の改善となった。しかし、AUOは金融危機後に記録した最悪時(2009年第1四半期、純損失203億元)に次ぐ落ち込みとなった。
なお、大和証券キャピタル・マーケッツの台湾法人、大和国泰証券は、今年、液晶パネル価格の回復スピードは予想を下回り、液晶パネル各社が第2四半期に黒字転換を果たすことは難しいとみている。
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