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作成日：2007年10月4日_記事番号：T00002978
陳総統、民進党主席を兼任へ
与党民進党は３日中央常務委員会を開き、游錫コン主席（コンは方２つに土）の辞任を了承するとともに、後任に陳水扁元主席（総統）を充てる人事を内定した。４日付聯合報などが伝えた。
游主席は首長特別費（交際費）の不正流用疑惑で起訴されたほか、先月末の党大会で採択された「正常国家決議文」に、主張していた国号変更が盛り込まれなかったことなどから辞意を表明していた。
同日の中央常務委では、陳総統に党主席兼任を求める意見が優勢だったが、葉菊蘭・総統府秘書長を推す声もあり、調整が行われた。最終的には立法委員選挙や総統選挙を控え、党内団結を優先すべきとの立場から、陳総統に兼任を求めることが決まった。来週初めにも中央執行委員会を開き確定する。
