中華電信は５日、スマートフォンやタブレット型パソコン向けの音楽管理プラットフォーム「Hami music」を発表した。ユーザーはモバイルデバイスを通じて自分の音楽ファイルを管理したり、楽曲を購入して聞いたりすることができる。まずは同社ユーザーの過半を占めるアンドロイドＯＳ（基本ソフト）搭載デバイス向けにサービスを提供、今後その他ＯＳにも対象を広げる計画だ。６日付工商時報などが報じた。
「Hami music」で購入できる楽曲は１曲19台湾元（約53円）か25元の２種類となっている。さらに大部分の曲は購入すると、携帯電話用の着信メロディーも同時にダウンロードされる。
また石木標・同社副総経理は同日、中国の通信キャリア大手、中国聯合網絡通信（チャイナ・ユニコム）と、付加価値サービスにおける提携計画で合意し、来週、契約を締結することを明らかにした。これにより中華電信は電子ブックコンテンツサービス「Ｈａｍｉ書城」を中国聯通のアプリケーションストア「沃商店（Wostore）」に出店。一方、中国聯通も中華電信のＨａｍｉプラットフォームを通じて「沃商店」のアプリケーションを販売することになる。
