液晶パネル大手、友達光電（ＡＵＯ）は今年、３Ｄ（３次元）テレビ向けパネルの、液晶テレビ用パネル全体に占める出荷割合を16％に高めることを目指す。単価の高い３Ｄパネル出荷増により利益拡大を見込む。６日付経済日報が伝えた。
ＡＵＯは６日開幕する「2011深圳光電・ディスプレイ展示会」に初参加し、▽緑偏光テレビパネル▽ゲーム用大型双方向ディスプレイ▽21:9の超ワイド型テレビ用パネル▽65インチタッチ機能付き電子ホワイトボード▽58インチ直立式デジタルサイネージ──など、高付加価値の３Ｄパネル製品を紹介する。
同社はまた、世界初の死角なしのノート型パソコン用裸眼３Ｄ液晶パネルを開発しており、７月から採用製品が販売される予定だ。
