ニュース 電子 作成日:2011年5月11日_記事番号:T00029930
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した4月連結売上高は、前月比0.5%減の371億2,700万台湾元(約1,051億円)だった。一方、同業2位の聯華電子(UMC)は同0.22%減の95億6,400万元だった。前月比横ばいの高水準を維持したことに11日付経済日報は、「東日本大震災によるダメージは見られない」と分析。また証券会社も、台湾元高の要素を除けば、両社の4月売上高は前月比で成長していると指摘した。
TSMCは第2四半期売上高について、前期比3〜5%増、前年同期比7〜8%増の1,090億〜1,110億元と増収を予測。東日本大震災の影響は限定的である一方、パソコンやコンシューマ電子製品向けの受注が成長を維持していることが理由だ。
一方、UMCは同期見通しについて、ウエハー出荷枚数と平均販売価格(ASP)は前期比横ばい、粗利益率は21〜25%まで減少するとの慎重な見方を示した。
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