12日付電子時報によると、鴻海科技集団（フォックスコン）が中国重慶市で液晶モニター生産を計画しているとの観測が出ている。今年第３四半期以降に17〜21インチ製品の生産を開始し、３年後に年産能力を1,000万台まで拡大する方針とされる。これについて鴻海は、「生産ラインは顧客の需要に応じて決定する。市場観測に関してはコメントできない」としている。
鴻海は重慶をノートパソコン生産の重要拠点とする計画で、2010年５月に生産を開始した。今後、第２期目となるノートＰＣ専用工場が相次いで着工する見通しで、13年にはノートＰＣ年産量が2,000万台に達する見込みだ。
