音楽ストリーミング配信サイト「KKBOX」を運営する願境網訊は17日、ＫＤＤＩおよび音楽配信日本最大手レコチョク（本社・東京都渋谷区、加藤裕一社長）と共同で、６月よりａｕのスマートフォン向けにクラウド型音楽配信サービスを開始すると発表した。「KKBOX」の海外進出は香港に次ぐ２地域目。18日付経済日報などが伝えた。
ＫＤＤＩのリリースによると、同サービスは３Ｇ（第３世代通信）やWi−Fiなどのネットワークを通じて、クラウド配信プラットフォーム上の楽曲（開始時100万曲）を瞬時に再生可能で、月額利用料金は税込み1,480円を予定している。
願境網訊の林冠群・執行長は「今年1,000万台を超える日本のスマートフォン市場は、来年以降さらに数倍の成長が見込める」と述べ、サービスの成長に期待感を示した。
