聯華神通集団の神達電脳（マイタック・インターナショナル）および神通資訊科技（マイタック・インフォメーション・テクノロジー）と陽明大学は17日、ハードウエアからソフトウエアまでトータルな医療ケアシステムを共同で構築することで、協定を締結した。神達がハードの設計から生産、プラットフォーム構築を、陽明大学が医療ケア関連のアプリケーションなどのライセンス供与、神通資科がシステム統合と普及をそれぞれ担当し、新たなビジネスモデルに取り組む。将来的には合弁会社設立の可能性もある。18日付経済日報が伝えた。
聯華神通集団２社と陽明大学は昨年下半期から協力を開始、医療スタッフのために開発したタブレットデバイス「m−Health」が５月末から開催される台北国際電脳展（台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス）で発表される。基本ソフト（ＯＳ）にアンドロイドを採用し、大きさは５～７インチ、携帯に便利で片手でも操作でき、簡単に消毒もできるという。
