サムスン電子のスマートフォン新機種「ギャラクシーＳ２」は、台湾では６月１日から購入予約を受け付ける。同機種は世界全体での予約台数が４月末までに300万台に上った。サムスンは今年、計1,000万台の出荷を見込む。18日付経済日報が伝えた。
ギャラクシーＳ２は、ＯＳ（基本ソフト）に「アンドロイド2.3」を搭載、ディスプレイに4.27インチのアクティブマトリックス式有機ＥＬ（AMOLED）方式液晶パネルを採用し、解析度は「iPhone4」を上回る。また、３Ｇよりも通信速度が速いHSPA+（第3.5世代）通信規格に対応する。また、同社のスマートフォンとしては初めてデュアルコアプロセッサを搭載した。
サムスンの第１四半期のスマートフォン出荷台数は前期比1.6％減の1,260万台で、前年比成長率は宏達国際電子（ＨＴＣ）、米アップル、リサーチ・イン・モーション（ＲＩＭ）を下回る４位、販売総額では３位だった。
