ニュース 商業・サービス 作成日:2011年5月24日_記事番号:T00030186
経済部統計処が23日発表した4月の小売業売上高は3,008億元(約8,508億円)で、前年同月比6.94%の成長となった。業種別では、これまで売上高年成長率で首位を維持してきた自動車・バイクおよび部品業(前年同月比7.87%増)が、東日本大震災による部品供給不足を受けて2位に後退。母の日セールを実施した百貨店やスーパーマーケットなどの総合小売業(同10.19%増)が代わって首位となり、成長をけん引した。24日付経済日報などが伝えた。
また、薬品・化粧品小売業は、ドラッグストアの店舗網拡張を受けて、4月は前年同月比7.48%増と3位の成長率を見せたほか、各業種ともプラス成長となった。
5月の見通しについて黄吉実・経済部統計長は、多くの自動車メーカーが既に残業などによる生産強化を表明していることから、小売業売上高はさらに成長すると予測した。また、3〜4月以降多くの企業が賃上げを実施していることや、公務員の3%の賃上げ(7月1日実施)決定は、必ず消費者の購買意欲向上に貢献すると指摘した。
なお4月の卸売業売上高は前年同月比4.04%増の8,431億元、飲食業は同8.22%増の297億元で、小売業、卸売業、飲食業全体では同4.87%増の1兆1,736億元となった。
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