百貨店の夏季セール、「年中慶」がスタートした。景気回復に伴い個人消費意欲が向上する中、例年通り京華城（リビング・モール、台北市松山区）や微風広場（ブリーズセンター、同）など単店舗の百貨店が先陣を切った。一方、多店舗展開の大手百貨店は６月末の開始となる。25日付経済日報が報じた。
京華城の年中慶セールは５月19日〜６月19日で、服飾が最高３割引き、５月中は3,000台湾元（約8,500円）の買い物で300元還元する。期間中の目標売上高は２億5,000万元だ。微風広場は５月19日〜６月20日の開催で、指定のクレジットカード３万元利用ごとに体脂肪計などを贈呈する。
続いて、美麗華百楽園（ミラマー・エンターテインメント・パーク、台北市中山区）が６月２〜15日、京站時尚広場（Ｑスクエア、同市大同区）は６月３〜19日に年中慶セールを開催する。Ｑスクエアは25歳以上の会社員を主なターゲットに定め、17日間で昨年（28日間）の３億元を超える売り上げを目指す。
業界関係者によると、年中慶セールは通年売上高の15％を占め、母の日セール（同15％）と並び、周年慶（創業祭）セール（30％）に次ぐ稼ぎどきだ。
