ニュース 電子 作成日:2011年5月25日_記事番号:T00030223
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)世界最大手、日月光半導体製造(ASE)は24日、10億5,600万台湾元(約30億円)を投じ、銅ワイヤボンディング装置を購入したと発表した。金価格の高騰により、金ワイヤボンディングプロセスのコスト高が続く中、同社は銅プロセスの生産能力拡充を急いでおり、第2四半期の同プロセス製品による売上高で前期比52%増の2億2,000万米ドルを見込む。なお、ASEは今年、8億〜9億米ドルの設備投資を予定している。25日付経済日報が伝えた。
ASEの董宏思財務長は、世界の半導体封止・検査市場は550億米ドルに上るが、そのうち金プロセスのコストは70億〜80億米ドルを占めており、銅プロセスを導入すれば10億米ドルのコスト低減が望めると指摘した。
また、同業大手の矽品精密工業(SPIL)も銅プロセスの生産能力を大幅拡充しており、同プロセス製品の売上高構成比を第1四半期の14.9%から今期は30%、年末には50%まで引き上げる方針だ。
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