ニュース その他分野 作成日:2011年5月30日_記事番号:T00030292
中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心)が27日発表した5月の消費者信頼感指数(CCI)は85.4ポイントで前月から0.38ポイント下落したものの、同指数を構成する6項目のうち「今後半年の就業機会」の102.6ポイント(前月比2.15ポイント上昇)、「今後半年の台湾域内景気」の90.55ポイント(同1.25ポイント上昇)、「今後半年の家庭の経済状況」の84.70ポイント(同1.65ポイント上昇)の、3項目で過去最高値となった。28日付工商時報が伝えた。
最も上昇幅が大きかったのは「今後半年の就業機会」で、次いで「今後半年の家庭の経済状況」となった。これについて中国文化大学経済学系の徐之強主任は、7月に施行される公務員の賃上げに先駆け、民間企業の間でも賃上げが実施された影響があると指摘した。
徐主任はまた、最も上昇幅の小さかった「今後半年の物価水準」(51.40ポイント、前月比0.30ポイント上昇)について、長期にわたって50ポイント前後の横ばいが続いており、最も信頼感の低い項目だと指摘した。
「今後半年の株式投資機会」は81.10ポイント(前月比9ポイント下落)で、6項目中唯一の下落となった。
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