高雄市の複合商業施設、義大世界（Ｅ－ＤＡワールド）の遊園地のＵ字型ジェットコースター「極限挑戦」で６日午後３時25分ごろ、乗客24人を乗せたまま地上約30メートルで動かなくなり、係員が手作業で10分ほどかけて地上に降ろすトラブルがあった。けが人はなかった。「極限挑戦」で宙づりトラブルが起きたのは今年４月９日に続いて２回目だ。７日付自由時報が報じた。
義大世界はトラブルの原因について、軌道の周囲に50カ所設けているセンサーがコインなど何らかの異物に反応し、安全システムが働いて機器が停止した可能性があると説明した。
「極限挑戦」は最高60メートルからＵ字の軌道を滑り降りて反対側の軌道を上る、刺激の強いタイプで人気があるという。
義大世界は、トラブルに遭った利用者らに、現金800台湾元（約2,200円）の補償金と記念グッズをおわびとして贈った。
