友達光電（ＡＵＯ）の９月の連結売上高が、初めて500億台湾元（約1,800億円）を突破した。５日に同社が発表したところによると、９月の連結売上高は前月比21.8％増、金額にして100億元近く増加し、500億元の大台に達した。初めて400億元を突破した７月からわずか２カ月での大台達成に、証券会社も驚いている。パネル価格は10月も１～５米ドル上昇するとみられ、さらに年末のハイシーズン到来を控え10月の売上高はさらに伸びて600億元をうかがうと予想される。
今年１～９月の友達の累計売上高は3,246億8,900万元に達し、通年総売上高は最低4,700億元、多ければ5,000億元に達する可能性もあるとみられる。出荷枚数では、９月は大型パネルが８月比13％成長の818万枚で、７カ月連続の過去最高更新となった。こうした出荷枚数の増加と現在のパネル価格を考え合わせると、友達の第３四半期利益は200億～250億元に上るもよう。６日付経済日報が報じた。
