ニュース その他分野 作成日:2011年6月8日_記事番号:T00030476
行政院主計処が7日発表した5月の消費者物価指数(CPI)年上昇率は前月比0.34ポイント増の1.66%で、2010年3月以来の最高となった。ただ、王淑娟・主計処第三局科長は、いまだ2%を超えておらず、「物価安定」の範囲内にとどまっていると指摘した。8日付経済日報などが報じた。
CPI上昇率が特に高かった項目は▽衣服、3.10%▽食品、2.79%▽交通向けガソリン、7.9%──。一方、通信費は4.16%下落した。
野菜・果物、水産物やエネルギー価格などを除いた核心(コア)物価指数の年上昇率は前月比0.21ポイント増の1.18%で、09年2月以来で最高だった。王科長は、ここ数年ほぼ1%未満で推移していた同数値の上昇について、農工分野の原料価格上昇が最終製品価格に反映し始めた結果だと分析した。
一方、飲料やジャムなどに使われる食品添加物の乳化剤に違法に可塑剤が加えられていた事件で、果物などの価格が上昇しているが、主計処関係者はCPIへの影響は6月の数値が出るまで分からないと語った。
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