ニュース その他分野 作成日:2011年6月10日_記事番号:T00030537
国泰金融控股は9日、今年の経済成長率を6.28%へと、第1四半期時点の予測から2.05ポイント引き上げた。台湾の機関で最も楽観的な予測だ。10日付中国時報などが伝えた。
同社の管中閔・首席経済顧問は、第1四半期に民間消費や投資、輸出の成長幅が予測を大きく上回ったため、内外の需要の強さから年間の予測値を引き上げたと説明した。年間のGDP(域内総生産)は15兆台湾元(約42兆円)を超えると見込む。
今後は、6月以降に成長が鈍化し、第3四半期の経済成長率は0.56%と予測した。ただ、経済天気図が6~8月に「晴れ」から「曇り」に転じるが、9月に再び「晴れ」となるとしている。
また下半期は、欧米の景気回復のほか、海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)効果や中国人観光客の個人自由旅行解禁、来年の総統選をにらんだ経済政策などが鍵と指摘した。
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