ニュース 電子 作成日:2011年6月13日_記事番号:T00030586
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した5月連結売上高は、前月比1.1%減、前年同月比5.4%増の367億900万台湾元(約1,026億円)だった。台湾元高や通信関連製品の出荷減少が影響した。11日付経済日報などが伝えた。
TSMCの4月、5月の合計売上高は738億6,400万元に上り、6月売上高が5月と同等であれば、同社の第2四半期目標売上高である1,090億〜1,110億元(台湾元換算)に達し、前期比5%増収となる。証券会社は、6月は在庫整理で出荷が減少する恐れはあるものの、目標達成は困難ではないと予測している。
TSMCは第2四半期について、新規生産ラインの稼働により稼働率が低下し、粗利益率は4ポイント低下の45.5〜47.5%、営業利益率は33.5〜35.5%になるとみている。
張忠謀董事長は、今年のファウンドリー業界の成長率を12%とみており、売上高の前年比20%増(米ドル換算)の目標に変更はないとしている。
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