ニュース その他分野 作成日:2011年6月23日_記事番号:T00030799
行政院主計処が22日発表した5月の失業率は4.27%で前月比0.02ポイント改善し、過去33カ月で最低で、2008年9月の金融危機発生以降で最も低い数値となった。前年同月比では0.87ポイント改善した。23日付工商時報などが伝えた。
主計処の陳憫・第4局副局長は、5月は大学・専科学校の卒業を控えた学生が就職活動を始める時期であるものの、企業の求人需要が強いことが小幅改善につながったと指摘した。
5月の失業者数は47万6,000人で、前月から1,000人減少、前年同月からでは9万1,000人減少した。企業の業務縮小または営業停止による失業者は前月比6,000人減、初めての就職活動中で失業者にカウントされる人は同5,000人減となった。
なお、季節調整後の失業率は4.41%(前月比0.06ポイント上昇)となり、20カ月続いていた下落がストップした。就業市場が悪化に転じた兆候なのかについて陳第4局副局長は、「今後数カ月の観察が必要だ」と語った。
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