中国合成橡膠（ＣＳＲＣ、中橡）は23日の董事会で、インドの自動車タイヤ市場を好感し、インド工場のカーボンブラック生産能力を20万5,000トンへと現在の６万5,000トンの３倍以上に増強するため、4,000万米ドルを投じることを決議した。2013年末～14年に稼動し、インド市場と東南アジア向け輸出に充てる計画だ。これにより、インド市場でのシェアを30％（現在10％）に拡大して、同国３位を目指す。24日付経済日報が伝えた。
同社は同日、シンガポール子会社を通じ、インド工場の株式33.79％を孫会社から買い取り、出資比率を89.59％に引き上げることも決議した。
