24日付工商時報によると、宏碁（エイサー）は、グーグルが開発したＯＳ（基本ソフト）「クロームＯＳ」を初めて採用したノートパソコン、通称「クロームブック」の出荷が5,000台程度にとどまっているもようだ。米国のアマゾン・ドット・コムおよびベストバイで15日に予約販売受け付けが開始されたが、サムスン電子の「クロームブック」もエイサーと同水準の出荷台数にとどまっているという。タブレットＰＣが人気の中、消費者の関心を呼び込むことは難しいようだ。
業界関係者は、Wi−Fiモデルが349.99米ドル、３Ｇ（第３世代）モデルが429.99米ドルで高価格な上、クラウドコンピューティングが十分に普及していない段階のため、同製品の評価は高くないと指摘した。
アマゾンのホームページによると、Wi−Fiモデルは７月中旬、３Ｇモデルは８月中旬から発送を開始する。
