中台双方で店舗展開する宝島眼鏡はこのほど、中国の国家工商行政管理総局商標局により同国市場で知名度が極めて高い有名ブランドにのみ認められる「中国馳名商標」に認定された。台湾ブランドが馳名商標に指定されるのは12件目となる。30日付工商時報が伝えた。
中国のブランドに対する称号には、「中国著名商標」、「中国知名品牌」、「中華老字号」、「中国名牌」などさまざまなものがあるが、馳名商標が最高位に当たる。
中華民国全国商業総会（商総）によると、台湾で知名度が高くても馳名商標に認定されるとは限らず、商品の販売地域が10省市以上にわたっていることが条件となっている。宝島眼鏡は５年越しの努力で馳名商標に認定された。
商総の張平沼理事長は「中国では馳名商標に対する保護が最も手厚い。馳名商標に認められると、同名または類似したブランドは登録が取り消される」と説明した。
