交通部観光局が、航空各社やホテルとの協力で、東日本大震災による岩手・宮城・福島の東北３県の被災者1,000人を台湾旅行に無料招待する復興支援プログラム「台湾希望の旅」を発表した。「被災者に台湾で休息をとって元気になってもらいたい」と台湾観光協会は主旨を説明している。
27日、観光局が組織した訪日団が３県の県庁を訪問、業界から寄せられた義援金3,200万円を贈った。岩手県では横断幕を掲げて感謝の意が示された（27日＝中央社）
実施期間は７月25日～11月30日（出発）で、滞在期間は14日間。往復航空券と宿泊料金を台湾側が負担する。募集期間は今月28日から来月15日まで。申し込みは専用フリーダイヤル0120−161653から。対象となる東北３県からの発信に限定して受け付ける。
また、希望を失うことなく自信を取り戻してもらいたいとの思いから、1999年の台湾中部大地震で大きな被害に見舞われた後、復興を遂げた南投県を巡る１日ツアーも用意する。
