リチウムイオン電池メーカーの鋰科科技（ＬＩＣＯテクノロジー）は、今年第４四半期に3,000万台湾元（約8,400万円）を投資して、バッテリーセルとバッテリーモジュールの生産ライン増設を行う計画だ。現在、同製品の売上構成比は40％となっており、年末までに50％までの上昇を見込む。30日付工商が伝えた。
ＬＩＣＯはまた、このほど中国の上海電気集団と提携し、中国の電気自動車市場の開拓も計画している。
なお、28日に開催した株主総会では、来年下半期に株式を上場することで株主の同意を得た。
証券会社は、同社の今年の業績について、売上高は昨年並みの13億元だが、損益均衡を達成できる可能性があるとみている。
