１日付経済日報が小売業者の情報として報じたところによると、スナック菓子製造の聯華食品は、きょう（１日）からナッツ類の販売価格を10％程度値上げする。
原料ナッツ類の動向について李開源・同社董事長は先ごろ「ピスタチオは異常気象などで供給不足、カシューナッツはインドからの輸出が減少している。また中国でナッツ類の需要が急増しており、価格は今後も上昇する」との見通しを示している。同社は売上高、利益に恩恵を受けそうだ。
また同社はコスト競争力を強化するため、中国・新疆ウイグル自治区の133ヘクタールの土地でピスタチオやプルーンの栽培を始めており、ピスタチオは４年後から収穫できるという。
なお、同社の５月売上高は前年同月比28.85％増の３億8,500万台湾元（約11億円）、１～５月累計で前年同期比23.8％増の21億2,000万元となっている。
