ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年7月1日_記事番号:T00030984
ステンレス大手、燁聯鋼鉄(YUSCO)と唐栄鉄工廠は30日、7月の台湾市場および輸出向けステンレス価格を6月に続き引き下げた。下げ幅は300系で台湾向けが2社ともに1トン当たり3,500台湾元(約9,800円)、輸出向けがYUSCOは100~120米ドル、唐栄が120米ドル。YUSCOの400系は台湾向けで1,000米ドル引き下げ、輸出向けは据え置きとした。1日付蘋果日報が伝えた。
YUSCOの値下げ後の台湾市場向け価格は▽300系冷延10万7,500元、熱延10万4,000〜10万5,000元▽400系冷延5万1,500元、熱延4万8,100元――。
原料のニッケル国際スポット価格は現在、2万3,075米ドルと5月より1,135米ドル下落した。唐栄の主管によると、ニッケル価格下落がステンレス製品の相場を押し下げており、川下からは1トン当たり最大6,000元の値下げ要求も出ていたという。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722