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台中ナイトクラブ火災、関係者6人を起訴


ニュース 社会 作成日:2011年7月6日_記事番号:T00031057

台中ナイトクラブ火災、関係者6人を起訴

 今年3月に9人が死亡した台中市西区のナイトクラブ「ジャックダニエルALAパブ」の火災で、検察当局は5日までに、経営者や市政府の契約職員ら6人を起訴した。6日付蘋果日報が伝えた。

 このうち、経営者の王銘哲被告(61)に対しては、業務上過失致死などの罪で懲役6年、罰金200万台湾元(約562万円)が求刑された。王被告は店内天井の防音ウレタン素材の防火性や、避難用のドアの広さに問題があると指摘を受けながら改善しないまま営業を続けていた。

 また、台中市の契約職員で店側から5,000元のわいろを受け取り、安全検査を不正にパスさせた張尚義被告(42)は収賄罪で懲役5年を求刑された。

 このほか、ステージで火気を使用し、火事を起こしたパフォーマーの朱伝毅被告は懲役3年6月、水道と電気の供給を止められた店舗で、水道管や電線を不正につなぐ工事を施した作業員に懲役10月がそれぞれ求刑された。