台湾プラスチックグループは11日、2011年までに台湾域内で7,068億台湾元（約２兆5,000億円）、海外で760億元を投資する計画を、経済部工業局や投資審議委員会などに報告した。12日付経済日報が伝えた。
今後の投資計画には、台勝科技による12インチシリコンウエハー工場計画や、台塑鋼鉄の製鉄所、華亜科技（イノテラ・メモリーズ）と南亜科技の12インチウエハー工場各２基の建設などがある。海外では中国、米国、フィリピン、ベトナムに投資を行う計画で、最近中国でのステンレス工場建設計画を投資審議委員会に申請した。投資額は１億米ドル以上になると見られ、政府は政策的判断の必要から部会（省庁）横断会議を開いて検討する考え。グループの中国投資の累計額は43億米ドルに上っている。
