自転車大手、美利達工業（メリダ）が12日発表した上半期の連結売上高は、前年同期比18.6％増の88億2,000万台湾元（約243億円）で過去最高となった。中国における自社ブランド販売ネットワークでの売り上げが前年比で倍増したことや、輸出製品の平均単価が496米ドルと前年同期の370米ドルから34％大幅に上昇したことが貢献した。13日付蘋果日報などが伝えた。
台湾での上半期売上高は、前年比14.82％増の57億9,600万元で、成長率は同社予測の５％以下を大幅に上回った。
また、上半期の中国での販売台数は24万2,400台と前年同期比88％の大幅増となった。販売総額は同105％増の３億5,700万人民元（約44億円）だった。メリダは中国市場が業績の成長に重要な要素になっていると説明した。
