ディスプレイ・サーチによると、第２四半期の中小型パネルの世界全体の出荷枚数は前期比２％減の5,426億枚で、売上高は前期比１％減の47億2,700万米ドルとなった。友達光電（ＡＵＯ）はシェア5.4％を占め世界第６位、台湾メーカーではトップに立った。中小型パネルの50.7％を占める携帯電話向けパネルでは勝華科技（ウィンテック）が世界２位、台湾１位となった。
ディスプレイ・サーチの予測では、長期間続いた中小型パネル価格の低迷はすでに底を打ち、デジタルカメラや自動車用モニター、携帯電話端末（ＰＤＡ）など川下の応用先が大幅に増えると予想されることから、下半期は一転して上昇を続けると見られる。第３四半期の出荷枚数は前期比13％増の6,116億枚、売上高は前期比17％増の55億米ドルとなる見込み。12日付経済日報が報じた。
