インターネットメディア事業や広告代理事業などを展開するサイバーエージェント（本社・東京都渋谷区、藤田晋社長）子会社のベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・ベンチャーズ（本社・東京都渋谷区、田島聡一社長）は25日、台北市に投資拠点「サイバーエージェント・ベンチャーズ台北代表処」を開設したと発表した。中国大陸・香港・台湾の中華圏における同社拠点としては、北京、上海、深圳に次いで４カ所目。
同社は台北拠点開設について「インターネットの普及状況や豊富な起業家層から見て、台湾は有望な市場だ」と説明した。なお「具体的には未定だが、今後インターネット関連企業への投資を行う」としている。
同社はこれまでに中華圏において、合計18社のインターネット関連企業に投資を行っている。台湾企業への投資実績は、▽Userjoy Technology、オンライ
ンゲームの開発・運営▽尚凡資訊（Sunfun Inf）、台湾・中国大陸でオンラインデーティングサービス「愛情公寓」を運営▽紅谷資訊、台湾最大のレストランレビューサイト「愛評網」運営──など。
