行政院金融監督管理委員会（金管会）の28日発表によると、台湾の金融機関が発行するクレジットカードの決済額は６月、前月比18.01％増、前年同月比13.99％増の1,605億台湾元（約4,300億円）で、今年の最高額を記録した。金管会の張国銘・銀行局副局長は、クレジットカードを使って納税する人が増えたことを理由に挙げた。29日付工商時報が伝えた。
６月末時点のクレジットカード流通枚数は前月比36万枚増の3,195万枚で、このうち有効カード数は前月比８万枚増の1,987万枚だった。
同月のリボルビング払い利用の残高は1,620億元で前月比15億元減少、不良債権処理金額も４億2,000万元と同9,000万元減少した。また、３カ月以上の延滞債権がクレジットカード債権全体に占める比率は、前月比0.02ポイント低下、前年同月比0.28ポイント低下の0.37％だった。
