ニュース 政治 作成日:2011年8月5日_記事番号:T00031700
中国時報による来年1月の次期総統選挙についての世論調査で、親民党主席の宋楚瑜氏が出馬しても、既に立候補を決めている馬英九氏(現職・国民党)、蔡英文氏(民進党主席)の有力者2人を脅かすほどの影響はないとの結果が出た。宋氏が立候補した場合の支持率は10.3%、馬氏は33%、蔡氏は28.6%だった。同紙が5日付で報じた。
宋氏は出馬するか否かを表明していないが、仮に出馬した場合、馬氏の支持者の9%が、蔡氏の支持者の12%がそれぞれ宋氏にくら替えするとしており、与野党双方の支持者から一定の票が得られる見通しだという。
馬氏と蔡氏の一騎打ちでは馬氏支持が33%、蔡氏支持が29.2%で馬氏が約4ポイントリードしている。「誰に投票するか未定」は37%だった。宋氏が仮に立候補する場合、態度未定は28%に減った。
立候補者が3人のケースを詳しく見ると、地域別では「台中・彰化・南投」以北は馬氏が、「雲林・嘉義・台南」以南は蔡氏がそれぞれ優位に立っている。宋氏の支持率は各地域とも10%前後だった。
政党支持別では泛藍(汎国民党陣営)の74%が馬氏、4%が蔡氏、14%が宋氏を支持。泛綠(汎民進党陣営)は84%が蔡氏、1%が馬氏、8%が宋氏支持となった。無党派層の支持は馬氏と蔡氏がいずれも17%、宋氏が9%。
世代別では、蔡氏が20~29歳の世代で馬氏を圧倒しているが、40歳以上の世代では馬氏の支持率が高い。
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